2013年4月16日火曜日

p 064 現在地を確かめる


「もし、あなたある会社を買収して、その業界における有力企業に発展させようと考えたら、買収前にまず何をしますか?」

「まず、会社の状態や経営環境について、できる限りしらべるでしょうね。」

「その通りです! 自分が一体どこに行きたいのか、どうやってそこまで行くのかを確かめる前に、まず自分自身が今どこにいるのかを知らなければならないのです。そこから、ビジョンを描くプロセスが始まります。まずビジョンづくりに先立って、私たちはその会社の実態、それに影響を与えるか、あるいは与えかねないすべての事柄について知ろうとするでしょう。そこには、現時点での情報はもちろん、過去の実績や未来の可能性に関する情報も含まれます。」

『エンパワーメントの鍵』より

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現在地を明らかにすることが、始まり。確かにその通りだ。そして、それをステークホルダーを一堂に会して行うというから驚きです。当然といえば、当然のことですが、これをやろうと思うとかなりの労力を必要としますからね。

ネイティブ・ハワイアンの伝統的な問題解決手法に「Ho'oponopono(ホ・オポノポノ)」というものがあります。問題の加害者と被害者を一堂に会して、互いに懺悔し、悔悛し、浄化するプロセスを通して、祈りを捧げるというものです。

「ホ・オポノポノ」は“全責任を負う”ことを基本とするハワイに伝わる癒しの方法です。この伝統的な方法を一人でもできるようにしたのが、モナ・シメオナで、セルフ・アイデンティティ・ホ・オポノポノを創始しました。そして、それをイハレアカラ・ヒューレンが世界各地で教えています。日本でもホ・オポノポノというとこの手法を指すことが多いですね。

起こっていることは、全て自分自身の責任であり、それは記憶が原因である。一瞬、一瞬を愛と記憶のどちらで生きるか。それを選択することが私たちはできるといいます。しかし、できることは、ただひたすらに記憶をクリーニングすること。だたそれだけだというわけです。

ステークホルダーを一堂に会したとき、それとは別に一人クリーニングをすることで起こることは様々な視点からの情報が浮き彫りになるということです。情報が浮き彫りになります。自分自身の思いこみや価値観という主観からは、決して得られることのない情報も得られます。

それらを客観化できれば、私たちはいかようにでも関わることができます。
また、情報が増えることで、これまでの思考のパターンでは処理することができなくなり、新たな思考を組み立てれることが求められます。ゆえに、問題はすでに問題ではなくなってしまうということなのではと思います。

何はともあれ、自分自身が陥っている思考のループから抜け出す方法があるといのは、うれしい限りです。あとは、それを実践するか、しないか。ただ、それだけにかかっていますね。

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