2013年4月17日水曜日
p 070 ビジョン会議はどこでやるのか?
「なるほど。ところで、その会議はどこで行われるのですか?」
「決して社内ではやりません。私たちは、会議が行われる場所がそのプロセスに大きな影響を与えると考えています。だから場所は慎重に選びます。だいたい、メンバーが常日頃慣れ親しんだところから離れた場所で行うようにします。そうすることによってメンバーが、既存の考え方のパターンや癖などから自由になれるからです。そしてそこは、緊張とくつろぎ、楽しさと真剣さ、創造と分析、拡張と収縮、といったそう反する意識の状態を、参加メンバーが体験しやすいところでなくてはなりません。」
『エンパワーメントの鍵』より
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私が、仕事をしていて、自分自身の仕事のイメージや段取りなどを構築する際には、ほとんどの場合、次の二つである。
一つは、歩いているとき。
もう一つは、ランチを食べているとき。
だから、大切大事にしたい企画などについては、歩きながらランチをするお店に出かけ、誰かと話しながらランチをし、歩いて帰ってくる。そうすると、ほとんどの段取りが整う。
企画を実現するために、さまざま考えるとネガティブなスパイラルに陥るときがある。そんなときは、歩くにかぎる。歩くという行為をすることで、不思議とそのスパイラルから抜け出すことができるからだ。
「歩くこと」と「思考すること」は、そういった意味で私には非常に結びついている。
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「歩くこと」と「思考すること」をもう少し結びつけてみたい。よくよく自分の考動を観察すると、こんな癖があるようだ。
・思考を深めたいときは、思いっきりゆっくりと階段を下る。
・一気に思考の深みに到着したいときは、階段を飛び降りるように下る。
・一気に思考を昇華したいときは、階段を駆け上がる。
・思考をメタ的に確かめたいときは、階段をゆっくりと登る。
・平地を前にさまざまな足取りで進んだり、後ろに下がったりとする。
まぁ、いろいろとやっている。
すると、「緊張とくつろぎ、楽しさと真剣さ、創造と分析、拡張と収縮、といったそう反する意識の状態」に自分自身が入って行くというわけだ。
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こんな試みをステークホルダーを一堂に会してやるわけだから、どこがいいかというのが現代社会においては結構難しいものだ。
それが昔であれば、茶室であったり、禅寺の枯山水を観ながらであったりしたのだろうけど・・・
意識の四つの作用である「拡張、収縮、方向づけ、集中」は、今や自分自身で動かすには、難しい時代になっているのかもしれない。外側からの刺激が多すぎるのだ。
それだけに、意図的に意識を動かす練習が大切大事な時代といえるだろう。
それにどんなものがあるか、今度リストアップしてみたいと思う。
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